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「<中東>の考え方」 [読書]

▼読み終わった本
*「<中東>の考え方」
酒井啓子・著、講談社現代新書


<中東>の考え方

<中東>の考え方

  • 作者: 酒井 啓子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/05/19
  • メディア: 新書


【帯紹介】
******************************

国際政治を
理解するための
新しい入門書

******************************

著者はアジア経済研究所などで長年イラクを研究。
現在は東京外国語大学大学院教授です。

実は学校の後輩なのですが、個人的に親しい訳ではありません。

あとがきで、「専門」(=イラク)以外の「中東全般」に関する本を執筆したことについて、言い訳めいたことを書いていますが、そもそも「中東専門家」が少ない現状においては、著者のことを「門外漢」少なくとも日本ではと思う人はいないでしょう。

この本では、「中東」(英語ではMiddle East)という呼び名そのものについての話から、パレスチナ問題、中東におけるイランの独特の立場など、分かりやすく説明しています。

そういえば、本のタイトルで「中東」に「<>」(山カッコ)が付いているのは、「『中東』という名称自体、現地の人たち(アラブ、イスラエル、イラン、トルコなどの人びと)が自分たちでつけた呼び名ではない」という意味が込められているのではないかと思います。

私も一応、中東を担当する記者だったので、ほとんどの内容は既知のものではありましたが、それでも改めて勉強できて、ためになる本でした。

ちょっと気になったのは、固有名詞などが独特の表記になっていること。
例えば、「イスラム」は「イスラーム」に、「アヤトラ・ホメイニ」は「アーヤトッラー・ホメイニー」などとなっていること。
「現地の発音に忠実」ということだと思うのですが、新聞やテレビの表記とあまり食い違うと、一般の読者の理解の妨げになる恐れがあるのではないかと思いました。
(研究者向けならいいのでしょうが…。)

▽購入した本
*「ハプスブルク三都物語—ウィーン、プラハ、ブダペスト」
河野純一・著、中公新書


ハプスブルク三都物語 - ウィーン、プラハ、ブダペスト

ハプスブルク三都物語 - ウィーン、プラハ、ブダペスト

  • 作者: 河野 純一
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2009/11/26
  • メディア: 新書




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コメント 4

青沢東(QMY)

中東のことはまるでイメージがわきません。
それは、ヨーロッパやアメリカの人が日本のことをイメージできないのと同じぐらいなんでしょうか?いまだに馬に乗って切腹していると思ってるのでしょうかね?
中東でもラクダに乗ってアラビアのロレンスみたいなカッコいいお兄さんが湧きあふれているってことがないように…。
by 青沢東(QMY) (2010-06-22 07:07) 

あきえもん

世界の人びとの生活に興味があるので、気になる本ですね。
中東については、世界史で学んだ程度の知識。
現代の国際政治については疎いです。
わかりやすいということで、ぜひ読んでみたいです。
イスラーム等の独特の表記は確かに馴染めないかも・・。
by あきえもん (2010-06-22 19:51) 

Lionbass

青沢東さま
中東はかなりヨーロッパに近いですからね。
スペイン(イベリア半島)などは15世紀までイスラム教徒が支配していましたし…。

なので、スペイン人とかイタリア人とかで、アラブの国にいてもおかしくなさそうな顔の人はたくさんいます。
そういえばマラドーナあたりはどうでしょう?
by Lionbass (2010-06-23 21:06) 

Lionbass

あきえもんさま
初めまして(でしょうか?)
ご興味あれば是非お読みになることお勧めします。
by Lionbass (2010-06-23 21:07) 

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