So-net無料ブログ作成

「リスク・リテラシーが身につく統計的思考法」 [読書]

▼読み終わった本
*「リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで」
ゲルト・ギーゲレンツァー著、吉田利子・訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫


リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで

リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで

  • 作者: ゲルト・ギーゲレンツァー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/02/10
  • メディア: 文庫


【帯紹介】
******************************

専門家の言葉をつい鵜呑みにする前に
数字の「ウソ」を見破る技を教えます

現代人の基礎教養である確率・統計を平易に解説
******************************


乳がんやHIV(エイズ)、DNA鑑定などを例に挙げながら、物事の可能性を確率で表した場合の考え方、理解の仕方について分かりやすく説明しています。

例に挙げられているのは、以下のような文章と数字です。
「(40歳から50歳の自覚症状のない女性のうち)1人の女性が乳がんである確率は0.8%。また、乳がんであれば検査結果が要請になる確率は90%です。乳がんでなくとも陽性と出る確率は7%あります。ある女性の検査結果が陽性と出ました。この女性が実際に乳がんである確率はどれくらいでしょうか?」
この質問に即答できる人は、かなり数学的思考に慣れている人でしょう。
(もちろん私も答えられませんでした。)

これを確率ではなく実際の数字で表すと、次のようになります。
「女性1,000人あたり8人が乳がんにかかっています。この8人のうち7人は乳房X線検査で陽性と出ます。乳がんではない女性992人のうち、約70人は検査結果が陽性になります。ある女性の検査結果が陽性と出ました。この女性が実際に乳がんである確率はどれくらいでしょうか?」

これであれば、「陽性になるのは乳がんにかかっている8人のうちの7人と、乳がんではないのに陽性の約70人。したがって7+70=77人のうち、本当に乳がんなのは7人だから7/77=約9%」というのが答えです。
これなら考えやすいと思います。

ということで、日常のいろんな場面で出て来る確率論は、よく考えないと正しい理解を得られないということがよく分かりました。

そして、メディアの報道においても、こうした数字の扱い方は難しいし、問題が多いであろう、ということが分かってきました。

最近注目されることが多い、「内閣支持率」などの「世論調査」にも通じるのではないでしょうか…。


▽購入した本
*「日本語は本当に『非論理的』か」
桜井 邦朋・著、祥伝社新書


日本語は本当に「非論理的」か

日本語は本当に「非論理的」か

  • 作者: 桜井 邦朋
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2009/09/29
  • メディア: 新書




クリックお願いします。
にほんブログ村 クラシックブログ オーケストラへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ コントラバスへ
にほんブログ村

nice!(6)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 6

コメント 2

sonic

「ある女性」の年齢が定義されていないので、回答不可です!!
(それじゃなぞなぞになってしまいますね。)
by sonic (2010-04-19 14:34) 

Lionbass

sonicさま
この本、とても大事でためになることが書いてあると思うのですが、頭がこんがらがりました。<苦>
by Lionbass (2010-04-24 08:18) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。