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「猿はマンキ お金はマニ」 [読書]

▼読み終わった本
*「猿はマンキ お金はマニ」
ピーター・バラカン著、NHK出版


猿はマンキお金はマニ―日本人のための英語発音ルール

猿はマンキお金はマニ―日本人のための英語発音ルール

  • 作者: ピーター バラカン
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本


【帯紹介】
******************************

「間違えるのはルールを
     知らないからです」
     Peter Barakan

「マネーだと印象派の画家になっちゃう?」
「英国名門校はオクスフッド大学!?」
「マイクル・ムアの映画は『シッコ』ではなく『シコウ』」。
来日35年の著者が英語発音をめぐる日本人の誤解を面白おかしく指摘。
正しい発音を伝授する。
著者の教養と風刺がひかる”目からウロコ”話満載の知的エンターテインメント。
******************************


著者の問題意識は正しいと思うのですが、かなり疑問の多い本だと思いました。
「外来語のカタカナ表記」の問題と、「英語の発音」の問題を一緒に論じようとするのは、混乱の元ではないかと思います。

前書きには「ぼくは30年以上日本で暮らしています。日本人と英語の関係についてよくわかっているつもりです。カタカナで書かれる外来語はもはや英語ではなく、日本語の一部になっていることはもちろん知っています」と書かれています。
その割には、"communication"(通常「コミュニケーション」)を「クミューニケイシュン」と表記したり、"chocolate"(通常「チョコレート」)が「チョクル(ト)」とするなど、「外来語」(つまり日本語)ではなく「イギリス人に通じる発音」をカタカナで記そうとしているような印象です。

著者は一方で、「日本人の英語発音に何よりも危害を加えて来たカタカナを、本当は一切排除したかったのですが、日本人関係者全員の反対を押し切ることができなかったので、アルファベットの表記と併記することになりました」と書いています。
「英語の発音を学ぶのに、カタカナ表記は避けるべきである」という点は大賛成です。
「カタカナが悪い」のではなく、あくまで「英語の発音をカタカナで記すこと」がよくないわけです。

でも、"money"を「『マネー』ではなく『マニ』と書け」などというのは、発音の問題ではなく、表記の問題について述べているように受け取られてしまうでしょう。


▽購入した本
*「シャトル外交 激動の四年(上)」
*「シャトル外交 激動の四年(下)」
ジェームズ.A.ベーカーIII・著、新潮文庫


シャトル外交 激動の四年〈上〉 (新潮文庫)

シャトル外交 激動の四年〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: ジェームズ・A.,3 ベーカー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: 文庫

シャトル外交 激動の四年〈下〉 (新潮文庫)

シャトル外交 激動の四年〈下〉 (新潮文庫)

  • 作者: ジェームズ・A.,3 ベーカー
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: 文庫



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コメント 2

manamana

うちの奥さん(フィリピン人)に話すとき、
英語の単語が通じないことがよくあります。
測るメジャーは、メィシャーって言わないとほんと通じないんです。
最初から英語風に覚えれば、1回覚えればすむし、
そのまま海外で通じるんですから、
この作者もそういうことをいいたいのかなと思いました。
by manamana (2009-04-07 06:46) 

Lionbass

manamanaさま
カタカナで書き表すのは難しいですね。
例えば今話題(?)の「ミサイル」は「ミソー」って言った方が通じるかもしれません。
著者の言うことも分からないではないのですが、ちょっといろんな琴がごちゃごちゃになっているというか…。
by Lionbass (2009-04-09 08:36) 

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