So-net無料ブログ作成

「DNAでたどる日本人10万年の旅」 [読書]

▼読み終わった本
*「DNAでたどる日本人10万年の旅 多様なヒト・言語・文化はどこから来たのか?」
崎谷満・著、昭和堂


DNAでたどる日本人10万年の旅―多様なヒト・言語・文化はどこから来たのか?

DNAでたどる日本人10万年の旅―多様なヒト・言語・文化はどこから来たのか?

  • 作者: 崎谷 満
  • 出版社/メーカー: 昭和堂
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 単行本


【帯紹介】
******************************

DNA多型分析・考古学・言語学の知見を統合して
人類の歴史を再現!
******************************

初めて知ることの連続で、とても勉強になる興味深い本でした。

著者は分子生物学などの専門家で、DNAなどの研究から、民族(ヒトの集団)、文化、言語の多様性などに関する学際的研究を行っているということです。

この本では、特にY染色体の分析を元に、人類がアフリカ大陸から地球上に広がって行った経過をたどりながら、日本に住む人々が世界にも類を見ないような多様性を持っていることを分かりやすく説明しています。

私には簡単に要約する力はないのですが、世界の他の地域では、あるヒトの集団が広がってくると、元からいた人々は追い出されたり、あるいは駆逐されたりして、いなくなってしまうのが普通。
つまり、多様な集団が共存することは珍しいということ。

これに対し、日本列島ではさまざまな系統の人々が現在に至るまで「生き残って」いて、世界でも珍しい多様性が維持されているというのがこの本の主要テーマです。(だと理解しました。)

これまで、日本人の”成り立ち”については、「南方から来た『縄文人』が住んでいた日本列島に、北方(朝鮮半島やロシア方面?)から『弥生人』が入ってきて、『縄文人』を辺地に追いやって行った」と何となくイメージしていましたが、そんなに単純なものではないことが分かりました。

それから、この本によると、日本に文化が流入する過程において、西九州、つまり長崎が重要な役割・地位を占めていたことが、いくつかの側面から明らかになったとのこと。
長崎人としては、なんとなく(?)うれしくなりました。

▽読み終わった本
*「滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか」
立花隆・著、日経BP

滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか

滅びゆく国家 日本はどこへ向かうのか

  • 作者: 立花 隆
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2006/04/13
  • メディア: 単行本



nice!(3)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 4

いちご☆

うちの両親も 喜ぶでしょう
by いちご☆ (2008-05-15 08:35) 

Lionbass

長崎人は、「江戸時代に(日本で一番)進んだ都市だった」「世界に開いた窓だった」ということを、大変誇りにしているのですが、この本によると、縄文時代~弥生時代から、文化・人々の流入において重要だったということで、さらにうれしくなった次第です。
by Lionbass (2008-05-15 14:52) 

はるしず

是非、読んでみたい1冊ですね~
by はるしず (2008-05-19 00:22) 

Lionbass

はるしずさま
「日本人の起源」みたいな話にご興味があれば、ぜひお読みになるようお勧めします。
by Lionbass (2008-05-19 18:07) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。