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「イスラームの世界地図」 [読書]

▼読み終わった
*「イスラームの世界地図
21世紀研究会・編、文春新書


イスラームの世界地図

イスラームの世界地図



【帯がなかったのでカバー袖の紹介文】
******************************

戦争と革命の世紀といわれた二〇世紀が終わったとき、誰しもが、東西対立からの解放と平和を信じたのではないか。
しかし二一世紀は、民族と宗教の衝突ではじまった。
そして、その動乱の中心にいるのが一二億人ともいわれるイスラーム教徒たちである。
イスラーム原理主義と呼ばれるグループは。何に対して、なぜ戦うのか。
彼らの教えとは、論理とはどのようなものなのか。
また、すべてがそこにさかのぼるパレスティナ問題とは何なのか——流動する二一世紀の新秩序の行方を、イスラームの世界地図のなかに探ってみた。
******************************


【目次】
第1章 イスラームの論理と心理
第2章 アッラーの教え
第3章 すべてはパレスティナ問題からはじまった
第4章 湾岸戦争への道
第5章 イスラーム紛争の世界地図
第6章 民族と宗教の衝突
第7章 ハーレム タブー 犠牲祭
第8章 ベールの下の素顔
 イスラームの基礎知識



中東問題に関して短期集中でお勉強中。
中東について勉強する場合、イスラム教とその『先輩』であるユダヤ教、キリスト教についてもいろいろと知らなければなりません。

そのイスラム教ですが、日本ではなんとなく『ネガティブ』なイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?
これまで何度も書きましたが、エジプト・カイロに住んで、仕事していた関係で、イスラム教については少しだけ勉強しましたし、実際に「体験」もしました。

カバー袖の紹介文にあるように、世界には12億人とも言われるイスラム教徒がいるわけで、これらの人々がみんな狂信的であるわけもなく、ごく普通の市民がほとんどなわけです。

そして、ヨーロッパやアメリカでもイスラム教徒は増えていますし、日本でもベールを被った女性の姿を見る機会が以前より増えたように思います。
その多くは東南アジア(マレーシア)などの人だと思いますが…。

イスラム教徒に対する「ネガティブ」なイメージは、ヨーロッパなどにおける偏見が日本にも持ち込まれたという側面があるわけですが、イスラムの人々と直接出逢う機会が増えている今、もっとイスラムについて勉強しなければと改めて思いました。



▽購入した本
*「知識ゼロからの世界史入門〈1部〉近現代史」
菊池陽太・著、幻冬舎


知識ゼロからの世界史入門〈1部〉近現代史

知識ゼロからの世界史入門〈1部〉近現代史

  • 作者: 菊池陽太
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/06
  • メディア: 単行本

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「イスラエル ユダヤパワーの源泉」 [読書]

▼読み終わった本
*「イスラエル ユダヤパワーの源泉」
三井美奈・著、新潮新書


イスラエル―ユダヤパワーの源泉

イスラエル―ユダヤパワーの源泉


【帯紹介】
******************************

その危機管理能力、
国防意識、外交術とは???

人口750万の小国が
なぜ世界を動かせるのか

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【帯(裏表紙側)紹介】
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【取材で迫った生身のユダヤ国家】
[>]米国との強固な関係を築いた「伝説のロビイスト」
[>]イスラエルを支える米国ユダヤ系社会
[>]ホロコーストの生き証人らユダや移民たち
[>]ガザ地区のパレスチナ難民
[>]キリスト教の聖地・聖墳墓教会の番人
[>]情報機関モサドの元長官
[>]ペレス現大統領
******************************



集中して読んでいる中東に関するお勉強シリーズ。
著者は読売新聞の記者だそうです。

中東問題だけでなく、世界のさまざまな紛争・外交問題で、ときに重要な役割を果たすイスラエルについて、日本ではあまり知られていないその「パワー」の源泉に迫っています。

以前紹介した「アメリカはなぜイスラエルを偏愛するのか」という本でも紹介されていましたが、アメリカの政界におけるユダヤ系アメリカ人の影響力についても、詳しく取材していて、とても興味深く読みました。
帯の紹介文にあるように小さな国であるイスラエルが「世界を動かす」ことができるのは、このアメリカの政治・外交への影響力の行使という現実があります。

小さな国土で、周りを敵対的な国に囲まれているという状況は、日本にも参考になるところがあると思うのですが…。

▽購入した本
*「イスラームの世界地図
21世紀研究会・編、文春新書


イスラームの世界地図

イスラームの世界地図

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2002/01
  • メディア: 新書

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「なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル」 [読書]

▼読み終わった本
*「なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル」
高橋和夫・著、幻冬舎



【帯紹介】
******************************

誰も書けなかったパレスチナ問題の真実
・なぜいつまでも仲良くなれないのか!?
・なぜアメリカはイスラエルの味方か!?
・ユダヤ、キリスト、イスラムの「神」は同じか!?

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これまでにも書いてますが、昔、エジプトのカイロに駐在していました。
なので、「中東問題」は一応『専門分野』でした。

でも、その後は中国に駐在したり、ソウルに長期出張したりで、アジアについていろいろ取材してきましたが、中東へは足を踏み入れていません。
昔、たくさん本を読みましたが、その後、中東に赴任する同僚にあげたりしたので、以前読んだ本は手元にほとんど残っていません。

というような状況の中、近く人前で中東問題について話をすることになったので、改めて勉強し直しているところです。

中東問題・紛争の原因は、「イギリスの三枚舌外交にある」とよく言われます。
この本でも、「イギリスの三枚舌」という項目を設けてイラスト付きで説明しています。
イラストには「アラブ人の独立国家を創りましょう」「シオニストの国をパレスチナに創ってもいいよ」「フランスさん、領土を山分けしましょう」とのセリフが書かれています。

この3つのセリフはそれぞれ、アラブ人との間の『フサイン・マクマホン書簡』、ユダヤ人向けの『バルフォア宣言』、フランスとの間の『サイクス・ピコ協定』の3つの外交的約束を指しているわけですが、別の本によると、3つは「完全に矛盾するわけではない」とのこと。

まあ、当時としてはある意味「当たり前」というか「やむにやまれず」した約束だったのかもしれませんが、今から考えれば、イギリスがとても罪作りだったことは否定できないでしょう。

1993年にイスラエルとパレスチナ(PLO)が和平に合意したときは、「歴史が変わるのではないか」と期待したのですが、残念ながらその後、思うような進展を見せていません。

結局、中東問題は今後もずっと、火種となり続けるのでしょう、残念ながら…。

▽購入した本
*「イスラエル ユダヤパワーの源泉」
三井美奈・著、新潮新書


イスラエル―ユダヤパワーの源泉

イスラエル―ユダヤパワーの源泉

  • 作者: 三井 美奈
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/09
  • メディア: 新書

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「アメリカは本当に『貧困大国』なのか?」 [読書]

▼読み終わった本
*「アメリカは本当に『貧困大国』なのか?」
冷泉彰彦・著、阪急コミュニケーションズ


アメリカは本当に「貧困大国」なのか?

アメリカは本当に「貧困大国」なのか?

  • 作者: 冷泉彰彦
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2010/07/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


【帯紹介】
******************************

異議あり!
格差社会アメリカは日本の近未来?
オバマの「チェンジ」は虚構ではない。

Newsweek日本版&JMM(村上龍編集長)
で活躍するアメリカウォッチャーが

堤未果氏『ルポ 貧困大国アメリカ』に反論
******************************

【カバー(袖)紹介文】
******************************

◎なぜ、オバマの「チェンジ(変革)」と「ホープ(希望)」に対して、
ブッシュ時代を同じような
ネガティブな視線を投げかけているのか?
◎なぜ、「結果の不平等」の悪例探しに熱中する一方、
少なくとも日本よりは実現されている
「アメリカの機会均等」を紹介しないのか?

21世紀型の「嫌米感情」とシンクロした
「ルポ 貧困大国アメリカ」に対する反証を行い
「オバマのアメリカ」の1年半を検証する。
******************************


帯にもありますが、村上龍氏がやっている「JMM(Japan Mail Media)」というメルマガを購読しているので、筆者(冷泉彰彦氏)のアメリカに関する記事はよく読んでます。

一方、この本で取り上げられている2冊を含め、堤未果氏の本はここ2年ほどの間に3冊読んでます。
「ルポ 貧困大国アメリカ」
「ルポ 貧困大国アメリカII」
「アメリカから<自由>が消える」


堤氏の本を読むと、「アメリカってなんてひどい国なんだろう」と思ってしまいますが、冷泉氏によれば、堤氏の著作は「はじめに結論ありきで書かれている」ということになります。

例えば奨学金制度に関する冷泉氏の説明を読むと、堤氏の本を読んだときの理解とはかなり異なるらしいことが少し分かってきましたし、『悪名高い』サブプライム・ローンについても、単なる「(返済不能になる可能性の高い)貧困層を相手にした高い金利のローン」という存在ではないらしいことが分かります。

残念ながらアメリカに暮らしたことがありませんし、最近、ハワイを除いて旅行にも行っていないので、堤氏、冷泉氏どちらの主張が正しいのか、なかなか判断できませんが、もう少しいろんな本を読んだりして、さらに考えて行きたいと思います。

▽購入した本
*「宇宙は何でできているのか」
村山斉・著、幻冬舎新書


宇宙は何でできているのか

宇宙は何でできているのか

  • 作者: 村山 斉
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/09/28
  • メディア: 新書



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「イスラムものしり事典」 [読書]

▼読み終わった本
*「イスラムものしり事典」
紅山雪夫・著、新潮文庫

イスラムものしり事典

イスラムものしり事典

  • 作者: 紅山 雪夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/04/24
  • メディア: 文庫


【帯紹介】
******************************

*一夫多妻制が認められているのはナゼ?
*豚のほか、◎◎もXXも食べちゃだめ!

本当はもっと面白い
「イスラム文化」がわかる本。
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【帯(裏表紙側)紹介】
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*イスラム教の始祖、ムハンマドとはどういう人物?
*なぜスンニー派とシーア派は対立しているのか。
*「アルコール」も「レモン」も「パジャマ」もイスラム起源の言葉。
*酷暑のイスラム圏で、快適に過ごすための建築の工夫。
*いまも生きるミステリアスな宗教、拝火教。
*ヨーロッパ中心主義に対抗して起きた、イスラム復興運動。
*女性がイスラム圏を旅行するときは、こんな格好がオススメ。
******************************


昔、エジプトのカイロに住んでいたことがあるので、イスラム教についても、少しだけ勉強し、ちょっとだけ知識があります。
普段の生活にはあまり関係がないので、「恐い宗教」だと漠然と思っている人も多いのではないでしょうか?

日本人は、『宗教』というと、「心の平安を得るもの」とか「人生の節目」(『冠婚葬祭』など)以外はあまり縁のないもの、という印象を持つ人が多いのではないかと思います。

しかし、イスラム教はもちろん、ユダヤ教やキリスト教の一部の宗派などでは、その『教え』は「心の平安」だけではなく、「法律」であり、「道徳」であり、「宗教規範」であり、「戦いの際の『戦闘規則』」さえも含んでいたりします。
だからこそ、宗教の違いが理由で、争いごとが起きるわけです。

この本ですが、筆者は、イランに関する経験の長い人物だとのこと。

最初に、イスラム教の発祥について、ムハンマド(マホメット)の生い立ちなどから説いている部分は、(これまで知っていることが多いとはいえ)大変勉強になりました。

後半は、イスラムに限らず、「中東」や「アラブやイラン」(西アジア)における気候風土や建築について詳しく触れられていて、「イスラムものしり事典」というタイトルからは若干『脱線』している感じもしました。


▽購入した本
*「なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル」
高橋和夫・著、幻冬舎


なるほどそうだったのか!!パレスチナとイスラエル

なるほどそうだったのか!!パレスチナとイスラエル

  • 作者: 高橋 和夫
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/10
  • メディア: 単行本




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「不思議な経済大国 中国」 [読書]

▼読み終わった本
*「不思議な経済大国 中国
室井秀太郎・著、日経プレミアシリーズ


不思議な経済大国 中国

不思議な経済大国 中国



【帯紹介】
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5カ年計画が市場経済に不可欠?
常識が通じない社会主義市場経済の矛盾を解明
******************************


【帯紹介】
******************************
本書の目次から
序章 矛盾を抱えた社会主義市場経済
第1章 市場化でもなくならない5カ年計画
第2章 有力企業が上場しない株式市場
第3章 ありえない上海発世界同時株安
第4章 ”世界の工場”、どこまで増える供給力
第5章 周到な戦略が生んだ高成長
第6章 世界でも有数の格差社会
第7章 発展する都市に追いつかない農村
第8章 世界一の外貨準備国のローカル通貨、人民元
第9章 WTO加盟でも絶対潰れない国有商業銀行
第10章 共産党一党体制でも地方政府は”面従腹背”
******************************


筆者は、日本経済研究センターの主任研究員で、日経新聞の記者として北京、上海の駐在経験を持っているとのこと。

カバーの紹介文にもあるのですが、中国経済(GDP)は今年、日本を抜いたと言われています。
ただ、中国の人口は、13億人と言われていて、実際は14億とも15億とも言われているので、1人あたりGDPで言うと、12分の1とか13分の1になると思われます。

しかも、上記の目次にもあるように、都市と農村の格差は大きく、農村部は「市場経済」というか「貨幣経済」とはほとんど無縁に思えます。

また、地方の「面従腹背」という話が出てきますが、中国全土は「EU全体」あるいはロシアや(旧)東欧諸国も含めたヨーロッパ全体に匹敵する(あるいはそれ以上の)多様性に富んでいると言っていいと思います。
こうした多様性に富む地域を、一緒くたに論じるのは、あまりお勧めできることではありません。

そして、よく言われることですが、中国やインドのような格差が大きく、多様性に富んだ国(経済)については、1つの数字で語る(代表させる)のは意味がないような気がします。

少なくとも、都市と農村を合わせた数字を「平均」するのは、「何も代表しない」数字になる恐れが強いと思われます。

それと、統計の問題があります。
上への「報告」が役人の評価に直結するとすれば、「水増し」の数字が横行するのは当たり前のこと。
中国の各種統計が、「水増し」「虚構」に満ちているのは、当たり前と言われています。


この本は、こうした中国の経済についての見方について、いろいろ教えてくれる、極めて勉強になる本だと思いました。


▽購入した本
*「漢文と東アジア―訓読の文化圏」
金文京・著、岩波新書


漢文と東アジア―訓読の文化圏

漢文と東アジア―訓読の文化圏

  • 作者: 金 文京
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2010/08/21
  • メディア: 新書





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「日本の私鉄 京王電鉄」 [読書]

▼読み終わった本
*「日本の私鉄 京王電鉄」
広岡友紀・著、毎日新聞社


日本の私鉄 京王電鉄

日本の私鉄 京王電鉄



【帯紹介】
******************************

知っていました?
あなたが毎日乗っている私鉄の歴史

成り立ちの違う京王線と井の頭線
社運をかけた多摩ニュータウンを貫く京王相模原線、
名車の誉れ高い5000系。
スマートなイメージの京王電鉄の魅力を一冊に集約!
******************************


【目次より】
まえがき
1 京王電鉄のプロフィール
2 京王電鉄路線ガイド
3 京王電鉄の車両
4 京王電鉄の歴史
5 多摩ニュータウンと京王電鉄
6 京王電鉄と観光開発
7 保安度が高い京王電鉄
8 京王線—武蔵野グラフィティー
あとがき

学生時代を別にしても、京王線と井の頭線歴は合わせて12年間になるので、迷わず購入しました。

車両の解説では、島根県の一畑電鉄をはじめ、全国各地で第二の人生を送っている5000系など、歴代の車両について、詳しく解説しています。

また、なるほどと思ったのは、多摩ニュータウンへのメインルートである京王相模原線の歴史についての部分。
東急や小田急が、沿線で大規模な不動産開発を手がけたのに比べ、多摩ニュータウンでは、当時の東京都の方針によって、私鉄の手による開発が認められなかったとのこと。
筆者は、これが街としての多摩ニュータウン自体の失敗につながっていると指摘し、当時の東京都政について厳しく批判しています。
筆者によると「行政=善、民間=悪」という発想があり、社会主義的な考え方だということになります。

鉄道だけでなく、都市開発についても考えさせられる本でした。

▽購入した本
*「日本と朝鮮半島2000年(上)(下)」
NHK「日本と朝鮮半島2000年」プロジェクト・編、日本放送出版協会

日本と朝鮮半島2000年〈上〉

日本と朝鮮半島2000年〈上〉

  • 作者: NHK「日本と朝鮮半島2000年」プロジェクト
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2010/02
  • メディア: 単行本

日本と朝鮮半島2000年 下

日本と朝鮮半島2000年 下

  • 作者: 【編著】NHK「日本と朝鮮半島2000年」プロジェクト
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2010/06/29
  • メディア: 単行本



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「エアライン vs JR」 [読書]

▼購読した雑誌
*「エアライン vs JR」(週刊ダイヤモンド2010年10月2日号)
ダイヤモンド社

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鉄っちゃん兼飛行機好きとしては、読まざるを得ないでしょう、ということで購入しました。

特集「エアライン vs JR」は以下のような内容です。(目次より)
Part1 国際か進む「空」 膨脹する「新幹線」
Part2 あなたはどちらを選ぶ? 飛行機 vs 新幹線
Part3 激動時代の幕開け! エアライン大競争
Part4 浮かぶ九州、沈む四国 広がるJR内「格差」


経済誌ですから、経済や企業、交通機関としてみた鉄道と航空会社に関する記事が中心なわけですが、その中にも「鉄っちゃん」向けのトピックスもあります。

まずは「鉄道の絶景 全国54選」
「鉄道沿線」の「絶景ポイント」のほか「列車の見えるホテル」も取り上げています。

「京王プラザホテル札幌」とか「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」「リーガロイヤルホテル京都」などなど。

そして「覆面”テツ”座談会 タイプ別4人の”テツ”が熱き思いを大激論」という記事。
「時刻表テツ」「撮りテツ」「模型テツ」「乗りテツ」の4人が議論しているのですが、わずか見開き2ページと通り一遍の内容で、所詮「変人」扱いしているような気がしました。




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「グーグル秘録」 [読書]

▼読み終わった本
*「グーグル秘録 完全なる破壊」
ケン・オーレッタ著、土方奈美・訳、文藝春秋


グーグル秘録

グーグル秘録


【帯紹介】
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最強にして最も危険
徹底的な調査報道による
驚愕の歴史

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【帯(裏表紙側)紹介】
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我々は検索をするたびに、グーグルに何かを与えている
「すべてが検索という階層を起点に、積み重なって行く。
我々が検索結果を選ぶたびに、グーグルは何かを学習している。(中略)
データベースはプライバシーや企業間競争、
商取引やコンテンツへのアクセスといったものを、
すべて支配するのだ。
OSは必ずしもユーザーが入手するコンテンツを
コントロールするものではないため、
(マイクロソフトと)危険性はまったく異なる」(本文より)
******************************


【カバー袖の紹介文】
******************************
すべての産業の基盤を破壊して、グーグルが創造する新たな世界
○経営しているのは感情を理解しない科学者たち
○プライバシー権、著作権がなぜ必要かと疑う
○広告代理店、巨大メディアはすべて中抜きされた
○マイクロソフト、アップルも脅かし衝突
○電話会社を無力かする新たな通信技術
○ソニーの出井は、アイポッドをまったく脅威と感じていなかった
○中国やイランでは専制国家の体制を根本から揺るがす
○最大の弱点は人材流出を引き止められないこと

グーグルによって存在を根底から揺さぶられる側にも徹底取材
******************************

手抜きで申し訳ないのですが、グーグルを考えるにあたってのポイント・問題点の多くは、このカバー(袖)の紹介文の中にあると思います。

「感情を理解しない」「プライバシー、著作権(の必要性)を疑う」という部分は、グーグルの事業展開にあたって、たびたび問題になってきたと思います。

グーグル側の問題提起は、一見もっともなような気もしますが、そもそも「プライバシー」とか「著作権」という権利の概念が、インターネットを前提にしていないと思うので、こうした議論の前提となる「権利」についての考え方を整理する必要があるように思います。

グーグルが「邪悪にならない」という絶対的な方針を持っていることはよく知られていますし、これを逸脱しているとは思っているわけではないのですが…。


あまりいい例えではないとは思いますが、アメリカ先住民を『征服』した入植者(白人)とか、中南米で『布教』を行った宣教師たちは、自分たちが『邪悪』だとは思っていなかったはずです。
いくら「自分たちは邪悪ではない」と言っても、一方的な価値観の押しつけは、問題が多いような気がするのですが…。
(うまく話がまとまらないままで申し訳ありません。)



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「テレビの大罪」 [読書]

▼読み終わった本
*「テレビの大罪」
和田秀樹・著、新潮新書


テレビの大罪

テレビの大罪



【帯紹介】
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教育を論じる元不良
政治を語るタレント
自殺をあおるキャスター

いったい何サマだ?
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【帯(裏表紙側)紹介】
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(1)「ウエスト58cm幻想」の大罪
(2)「正義」とは被害者と一緒に騒ぐことではない
(3)「命を大切に」報道が医療を潰す
(4)元ヤンキーに教育を語らせる愚
(5)画面の中に「地方」は存在しない
(6)自殺報道が自殺をつくる
(7)高齢者は日本に存在しないという姿勢
(8)テレビを精神分析する

(目次より)
******************************


筆者は精神科医としてよく知られた人物ですが、以前は出ていたテレビの「コメンテーター」を辞めたそうです。

とても耳の痛い、そして勉強になる本でした。
メディア・テレビの中にも問題点が分かっている人は決して少なくはないと思うのですが、政治を変えるのが簡単ではないのと同様、メディアの方向性を変えるのは簡単ではないような気がします。

そして、社会や国全体が劣化して行くのは、そうした政治やメディアの劣化を止められないからではないか、と思います。

メディアに関わる者として、いったいどうすればいいのか、この本を読んで、ますます悩みが深まってような気がします。

(具体的な内容にちょっとだけ触れると)「医療ミス」とか「飲酒運転」を『正義』を振りかざして『糾弾』することは、決して社会全体のためにはならない、という指摘は、とても考えさせられるものでした。


▽本
*「漢文と東アジア―訓読の文化圏」
金 文京・著、岩波新書


漢文と東アジア――訓読の文化圏

漢文と東アジア――訓読の文化圏

  • 作者: 金 文京
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2010/08/21
  • メディア: 新書




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