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「なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル」 [読書]

▼読み終わった本
*「なるほどそうだったのか!! パレスチナとイスラエル」
高橋和夫・著、幻冬舎



【帯紹介】
******************************

誰も書けなかったパレスチナ問題の真実
・なぜいつまでも仲良くなれないのか!?
・なぜアメリカはイスラエルの味方か!?
・ユダヤ、キリスト、イスラムの「神」は同じか!?

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これまでにも書いてますが、昔、エジプトのカイロに駐在していました。
なので、「中東問題」は一応『専門分野』でした。

でも、その後は中国に駐在したり、ソウルに長期出張したりで、アジアについていろいろ取材してきましたが、中東へは足を踏み入れていません。
昔、たくさん本を読みましたが、その後、中東に赴任する同僚にあげたりしたので、以前読んだ本は手元にほとんど残っていません。

というような状況の中、近く人前で中東問題について話をすることになったので、改めて勉強し直しているところです。

中東問題・紛争の原因は、「イギリスの三枚舌外交にある」とよく言われます。
この本でも、「イギリスの三枚舌」という項目を設けてイラスト付きで説明しています。
イラストには「アラブ人の独立国家を創りましょう」「シオニストの国をパレスチナに創ってもいいよ」「フランスさん、領土を山分けしましょう」とのセリフが書かれています。

この3つのセリフはそれぞれ、アラブ人との間の『フサイン・マクマホン書簡』、ユダヤ人向けの『バルフォア宣言』、フランスとの間の『サイクス・ピコ協定』の3つの外交的約束を指しているわけですが、別の本によると、3つは「完全に矛盾するわけではない」とのこと。

まあ、当時としてはある意味「当たり前」というか「やむにやまれず」した約束だったのかもしれませんが、今から考えれば、イギリスがとても罪作りだったことは否定できないでしょう。

1993年にイスラエルとパレスチナ(PLO)が和平に合意したときは、「歴史が変わるのではないか」と期待したのですが、残念ながらその後、思うような進展を見せていません。

結局、中東問題は今後もずっと、火種となり続けるのでしょう、残念ながら…。

▽購入した本
*「イスラエル ユダヤパワーの源泉」
三井美奈・著、新潮新書


イスラエル―ユダヤパワーの源泉

イスラエル―ユダヤパワーの源泉

  • 作者: 三井 美奈
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/09
  • メディア: 新書

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コメント 2

青沢東(QMY)

ほほ~、イギリスがそれぞれにいい顔したから今のような問題が起こるわけですね。当時としてはある意味「当たり前」というか「やむにやまれず」した約束だった…とのことですが、それが後にこんなわだかまりを残すとは思いもしなかったんでしょうねえ。日本の政治家も、その場しのぎで色々と口約束しているとんでもないことになるのかもしれませんね。
by 青沢東(QMY) (2010-10-21 08:24) 

Lionbass

青沢東さま
20世紀初頭の「帝国主義」全盛の時代の話ですからね。
イギリスが落ち目になるとも思ってなかったでしょうし。
もちろん、今中東で起きていることの原因・責任が全部イギリスにあるわけではありませんが…。
by Lionbass (2010-10-23 22:48) 

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